背中の痛み
「背中が痛い・・・」時々こんな症状に悩まされている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回のテーマは「背中の痛み」について考えていきましょう!
背部痛の原因
背中が痛くなる原因として、例えば普段あまり体を動かすことがなかったのに急に運動をした後やデスクワークで姿勢が悪かったことによってだんだん背中が痛くなってきたなど、色々あると思います。
背中にある大きな筋肉として僧帽筋(そうぼうきん)と広背筋(こうはいきん)という二つが挙げられます。(画像参照)
肉体労働やスポーツ、日常生活動作や姿勢保持に関しても大変重要な筋肉です。
一般的にこの筋肉に負荷がかかりすぎると筋肉痛や疲労感(だるい感じ)が出てきます。僧帽筋や広背筋は体表(皮膚)から触りやすく痛みや疲れが出ていると固くなっていることが簡単にわかります。
背中の筋肉を柔らかくするには
休む(睡眠やスポーツの中止で筋肉の疲労を回復)
温める(お風呂やカイロで血流を促進)
湿布を貼ったり塗り薬を塗る(消炎鎮痛)
背中をマッサージする(筋緊張を取る)
不良姿勢を正す(筋肉への負担を均等にする)
ストレッチの習慣化(再発の予防)
これだけやればほとんどの背中の痛みはなくなると思います。
しかし・・・
上記の事をやっても全く変化がない、むしろ日に日に悪化している気がする・・・
もし症状が変わらなければ僧帽筋や広背筋などの筋肉が原因ではないかもしれません。
別の原因とは
「筋肉と違ったら何?」という声が聞こえてきそうですが、もう一つ考えなければならないのは「内科的要因」です。
一般的な言い方をすると「内臓からきてる!」というものですね。
胃・膵臓・心臓・腎臓・肝臓・胆のうなどの病気によって関連痛(痛みを感じる信号が内臓から脳に到達するときに背中が痛いと誤って認識してしまう痛み)を引き起こして背中に痛みを発している場合もあります。
筋肉に対するケアをしているにもかかわらず症状に変化がなかったら内科的要因も疑い一度病院で検査を受けてみる事をおすすめします。