仙腸関節障害について

仙腸関節障害とは

仙骨と腸骨という骨で構成されている関節の部分に1~3㎜程のゆがみが発生することによって引き起こされる障害の事を指します。それにより炎症が発生し痛みを伴うと仙腸関節炎と言われたりします。

主な症状

  • 仙腸関節部(左右どちらかの骨盤やお尻)の痛み
  • 腰痛
  • 左右どちらかの太ももあたりへの痛み

原因

左右の脚を前後に開いたり腰を大きく捻るなど、骨盤に左右非対称の力が加わることで発症しやすいです。

例えば・・・

・足を組んで座る癖がある

・いつも鞄を同じ方に持っている

・サッカー、バレー、バドミントン、バスケットなどの片足に重心がかかりジャンプをすることが多いスポーツ

・出産後の女性で出産後も靭帯が緩んだままになっている時期

検査

レントゲンやMRIではハッキリとわかるものではないものの問診の内容や比較的痛みの出ている場所をピンポイントで指し示すことができるので単なる疲労による腰痛やお尻の筋肉の痛みではない事がわかります。

当院での治療法

日常的にはまずは安静、骨盤ベルトやコルセットなどで固定をし仙腸関節の動きを抑制します。リハビリとして周囲の関節のストレッチを行ったり、仙腸関節の安定性を高める筋肉のトレーニングを行うこともあります。

また仙腸関節の歪みを元の位置に戻すための骨盤矯正を行い早期に根本的な原因を取り除いていきます。

山本整体院の骨盤矯正は、骨盤に軽く触れて優しく揺らすことで、骨盤や背骨を整える施術方法です。主に、仰向けに寝て膝と股関節を曲げた状態で骨盤に触れて、身体を優しくゆらゆらと揺らしていきます。

すべて無痛で安全性の高い施術ですので、整体院や接骨院などが初めてという方でもご安心ください。同業者も認める、短時間で身体の変化を実感できる施術方法です。

仙腸関節障害の一般的な治療期間

経験上、早い方で約半年、ひどい方だと年単位で回復していくのが一般的です。

なぜこれだけ長い治療期間を要するのかですが仙腸関節障害は再発することが多く、一時的に安静にしていて痛みが気にならなくなってもスポーツに復帰してしばらくするとまた痛みが出てきたり悪い癖が治っていなくて再発していることが多く見受けられます。

しかしずっと同じような痛みが続くわけではありませんのでご安心ください。少しづつ痛みが和らぎながら消えていきだんだん気にならなくなっていくにはトータルとしてそれくらいの期間が必要となります。

海南市で仙腸関節障害で悩まれている皆様へ

山本整体院院長は、柔道整復師・はり師・きゅう師という3つの国家資格に加えて、整形外科のリハビリ室長を任されていた経験があり、幅広い知識と技術で安全性の高い施術をご提供しています。

「自分の腰痛が仙腸関節障害による痛みなのか?」また「痛みもしつこいし他のところにも影響が出てきて困っている・・・」とお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。