肩こりに併発する頭痛

患者様が当院にご来院いただく理由の中で割と多いのが「頭痛」です。
当院にご来院いただく前にかなりの確率で先に病院を受診されています。
「頭痛が辛いので脳神経外科でＣＴを撮ってもらったのですが異常は見つからず、先生に肩がこっているのが原因ですねと言われました。」という患者様が多いです。患者様本人は肩がこっている自覚症状がなく、ただ頭痛に悩んでいるので「肩こりが原因」とお医者さんに言われると「？」という感じになるようです。

そこで今回はなぜ肩こりが「頭痛」の原因になるのか解説していこうと思います。

なぜ肩こりが頭痛を引き起こすのか？

緑で囲っている血管は総頸動脈（そうけいどうみゃく）といいます。一般的には「けいどうみゃく」という名前でのど仏のすぐ横でドクドクと脈打っている血管です。この血管は脳を栄養している大切な血管で左右に二本あります。
青で囲っている血管は椎骨動脈（ついこつどうみゃく）といいます。この動脈は首の骨の中を通っているので体の外から触ってもドクドクと脈打っているのを感じる事はできません。しかし、総頸動脈同様、脳を栄養する大切な血管でこちらも左右に二本あります。

つまり脳を栄養している血管は総頸動脈左右二本と椎骨動脈左右二本の計４本の動脈によって脳を栄養しています。

首や肩がこる事によって首の後方にある椎骨動脈が周りの筋肉によって圧迫され、脳に行く血流量が低下することによって頭痛を引き起こしていると考えられます。

頭痛を解消するための肩こり体操

肩こりが原因で頭痛を併発しているのであれば、原因である肩こりをなくしていけば自然に頭痛の頻度が低下してきます。肩こり体操を継続的に行うことで症状が緩和されていくと思いますのでぜひ動画をご覧いただきながら頑張ってみて下さいね happy01

肩こり体操を頑張ってみたけどなかなか症状が改善しない方へ

なかなか頭痛が改善しないので困っている方は一度当院の施術を受けてみませんか？整体や鍼灸治療、体操指導などを中心に施術しています。
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