交通事故によるむち打ちの後遺症
和歌山県海南市で交通事故によるケガの施術を専門にしている山本整体院です。
今回は交通事故による「むち打ちの後遺症」についてのお話です。
症状
追突により発生したむち打ちにも症状の違いはありますが、一般的には首の痛み、首を動かしにくいなどの運動制限、腕へのしびれ、首のだるさなどを訴える方が多いです。

後遺症が残るとは?
基本的にむち打ちによる後遺症というのは事故発生から6か月治療をしたにもかかわらずまだ症状が消えない状態が続くと後遺症が残ったと考えられます。最も後遺症として残りやすいのは首のだるさです。
しかし首のだるさは日常的に肩がこったりする人にとっては「この首のだるさは事故によるものか日常の疲労によるものかわからない」と言われます。
なのでだいたいこれくらいの状態であればほとんどの方は治療終了します。
考えとしてはそれで問題ないのですが中には「曇りの日だけ首の調子が悪い」とか「梅雨時期だけ首の調子が悪い」と言われる方も多いです。
体験談
私が以前貴生病院に勤務していたころの話ですが、貴生病院は救急指定病院のため交通事故の患者さんがすごく多かったので事故直後の患者さんから後遺症に悩んでいる患者さんまで来院されていました。そういった環境の病院では曇りの日になると朝一に訪れるリハビリの患者さんの人数が一気に増え、しかもそのほとんどの患者さんが過去に交通事故治療をされたことのある首の調子の悪い方ばかりでした。天候によってこんなに「調子が悪い」と訴える方が多いんだなと肌で感じていました。もちろん首以外の後遺症で違和感やだるさを訴える方もいますが首に関しては群を抜いていました。
後遺症を残さないために
このようにむち打ちの後遺症はしつこく長年付きまとってきますので、後遺症が残らないように事故発生後初期の段階で適切な施術を受けていただく事により、後遺症が残るリスクを下げる事ができます。万が一交通事故にあわれた方は経験豊富な当院にご相談下さい!